ポインセチアのお手入れのコツから来年開花させる方法まで、正しい育て方を専門家が伝授
翌年、再び開花させるには?
多少の手を加えれば、ポインセチアは翌年も元気な姿を見せてくれます。ヴォルマーとハンコックが、とっておきの秘訣を明かしてくれました。 ・ホリデーシーズンを終えたら、太陽の光がもっとも多く入る明るい窓辺に置いてください。(ハンコック) ・4月1日を過ぎたら残っている色のついた苞葉を取り去り、8月初旬までは他の葉もつまみ取って全体を整えてください。再び豊かな葉を育てるためです。お手入れの際は手袋を着用し、粘り気のある樹液には気をつけてください。敏感肌の場合、皮膚炎を引き起こす可能性があります。(ヴォルマー) ・これまでと同じような頻度で水やりをし、多目的な観葉植物用肥料を2週間に1度与えてください。(ヴォルマー) ・秋になり太陽の光が弱くなったら、ポインセチアを室内に入れ、自然光がたっぷり入る場所に置いてください。日が暮れた後には人工光を避けることも重要です。「光の不足によって、葉が再び鮮やかに色づくのです」(ヴォルマー) ・そんな色を叶えるための「暗さ」を実現するには、毎晩、普段使われていないゲストルームやクローゼットへ運び、朝になったら取り出すのがおすすめです。「必要なものを与えてやれば、再び美しく開花してくれるはずです」(ハンコック) ・ポインセチアが再び色づき始めたら、普段通りリビングに置き、その年のホリデーシーズンを演出してください。(ヴォルマー)
ポインセチアの寿命は?
新鮮な株を選んで、適切な環境を整えたなら、ホリデーシーズン中はもちろん、翌年の1月中旬から、それ以降も元気でいてくれます。ただし、あなたがご自宅のポインセチアをどう扱おうと、批判をされることはありません! 葉にみずみずしさがなくなったり、単にお手入れに疲れてしまったりしたら、堆肥にして、翌年には別の株を入手してください。ハンコックによる、このアドバイスを参考に肩の力を抜いて対応しましょう。
ペットには有毒?
耳にしたことがあるかもしれませんが、ポインセチアは猫にも犬にとっても有毒です。 樹液が口や胃腸を刺激し、嘔吐を引き起こすことも。アメリカ動物虐待防止協会は、ポインセチアの有毒性が、ここ数年厳しく評価されすぎているとコメントしていますが、注意は必要でしょう。 いずれにせよ、どんな植物でも大量に摂取すると胃腸障害の原因になるので、ペットが葉を口にしているのを見たら、至急獣医に連絡を。後悔するより、安全策をとりましょう。
ポインセチアを購入するには
ホリデーシーズンの間であれば、地元のスーパーマーケットやホームセンターなどでも購入可能です。ただし早めに手元におきたいのなら、Amazonをはじめとするオンラインショップで鉢植えや種を入手することができるので、チェックしてみましょう。