【ハイライト動画あり】SAGA久光スプリングスとAstemoリヴァーレ茨城は1勝1敗、混戦模様の上位陣は大阪マーヴェラスが首位浮上。SVリーグ 女子第8節
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」女子の第8節は7カードが開催され、頂上決戦の大一番が痛み分けとなるなか、連勝した大阪マーヴェラスが首位に躍り出た。また、同じく連勝のNECレッドロケッツ川崎が4位に浮上したのに対し、手痛い黒星を喫したヴォクトリーナ姫路は5位に後退。上位争いは混戦模様に拍車がかかる状況となった。 【ハイライト動画】女子 第8節 GAME2 SAGA久光スプリングス vs. Astemoリヴァーレ茨城(12月1日)
首位で今節を迎えた埼玉上尾メディックスと、2位につけて敵地へ乗り込んだデンソーエアリービーズによる首位攻防戦。GAME1は予想に反して一方的な展開となり、第1セットで25-15と相手を圧倒したデンソーが先手を取ると、その後の2セットも連取し、アウェイで難敵を撃破した。
しかし、GAME2ではホームの埼玉上尾が逆襲に成功。キャプテン佐藤優花を中心に攻撃を展開した埼玉上尾は、第1セットを25-20で先取すると、第2セットも25-22で競り勝ち、試合の主導権を握る。
第3セットはモンチベレル ロザマリアのスパイクなどで盛り返したデンソーに譲るも、第4セットは好守を見せた埼玉上尾が粘り勝つ形で奪取し勝利。注目の頂上決戦は1勝を分け合う格好となった。
一方、岡山シーガルズをホームに迎えた大阪MVは、終始試合を支配したGAME1をストレートで勝利すると、GAME2は第1セットこそ落とすも、第2セット以降は、リセ ファンヘッケと、林琴奈を軸に攻撃を組み立てるなか、3セットを連取し勝利。5連勝で首位に浮上した。
前節連敗のAstemoリヴァーレ茨城は、敵地でSAGA久光スプリングスと対戦。GAME1では、Astemoが幸先良く第1セットを先取するも、第2セット以降は深澤めぐみの巧みなサーブで流れを引き戻したSAGA久光がペースを握り、3セットを連取。セットカウント3-1でホームチームが勝利した。
しかし、GAME2は一進一退の攻防が繰り広げられ、交互にセットを取る形で、勝負の行方は第5セットへ。白熱の好ゲームはデュースまでもつれむも、最後はキャプテンの長内美和子がサービスエースを決めたAstemoが勝利し、2週連続の連敗を阻止した。