「4回目のデートでヤリたがるとか、おかしいですよね?」【婚活イベント】でカップル成立100%の女性が、いまだに結婚成立には至らない理由とは...
「いろいろありますが、私がこれまでに行った6回の婚活イベントは、すべて少人数制でした。男女が一緒にお料理したりDIYをしたり…キャンプも結構ありますよ」 少人数制とは? 「多くても男女あわせて30人くらい。少ない時は、男10人に女6人という場合もあります。今回は人が集まらなかったんだな...って感じることもありました」 大人数で開催した方が、カップリング率が高まると思うのだが、自治体の懐事情もあるのだろうか。 「会場を押さえるのも、100人規模と30人希望では大変さが違いますよね? 最近の地方の婚活イベントは、自治体が主催しているものも多いので、予算の影響もあるんでしょうね。ただ、少人数だと、個々人が目立つので、みんな本気にならざるを得ない。そのあたりも狙いかもです!」 なるほど。ところで、気になる参加費は? 「男性は、4000円~6000円くらい。女性は無料の場合も多くて、無料じゃなくても格安になっているケースがほとんど。男性は地元の人ですけど、お嫁さんは県外からもたくさん来て!という切り口なので」 梨華さんがこれまで6回もカップリングに成功した中で、お付き合いに発展したケースはあったのだろうか。 「ちゃんとした交際に繋がったのはゼロ件です。6人のうち3人とは連絡先を交換しただけでフェイドアウト...あとの3人はイベント後に改めてお会いしましたが、どれも『蛙化(かえるか)』しました」 「蛙化現象」とは、ささいなことで恋愛感情が冷めたり相手に嫌悪感を抱いてしまうことをいい、グリム童話「かえるの王様」に由来するとされる。 「1人は、たった1回のデートで『蛙化』してしまいました...長身で俳優の澤村一樹風の男性にドライブに誘っていただいたのに...」 わざわざ遠方まで出かけ、楽しいイベントの後に「カップル成立」したにもかかわらず、一瞬でお相手がイヤになったという梨華さん。「だって、4回目のデートで性的なアピールをしてくるんです」 後編では、「移住婚」目的の婚活イベント参加後に梨華さんの身に起きたその他の「蛙化現象」とと地方自治体の「移住婚」促進の実態に迫る。 取材・文/中小林亜紀 PHOTO:GettyImages ※この記事は取材に基づいていますが、取材対象者保護の観点から必要に応じて編集を加えておりますことをご理解ください。
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