米石油・ガス掘削リグ稼働数、3週連続横ばい=ベーカー・ヒューズ
[27日 ロイター] - 米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズの週間データ(27日までの週)によると、国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は589基で、3週連続で前週から変わらずだった。 前年同期比では33基(5.3%)減少した。 石油リグは483基、ガスリグは102基で前週からともに横ばいだった。 年間では2020年以来初めて2年連続で減少した。 石油・ガス掘削リグ稼働数は21年と22年にそれぞれ67%、33%増加した後、23年は約20%減少した。石油・ガス価格の下落、高騰するインフレによる人件費と設備コストの上昇、企業が生産を増やす代わりに負債返済と株主還元を優先したことが背景にある。 米国の原油先物は昨年11%下落した後、今年は約2%下落している。ガス先物は昨年44%急落し、今年は約43%上昇している。