公明党、参院選公約を発表(全文2完)政策実現力を訴えたい
改憲に対して慎重姿勢を強めているのか
毎日新聞:関連で。2017年の衆院選のときの公約に比べて9条の自衛隊明記のところについて、理解できないわけではないという表現が今回盛り込まれていなかったり、あと今後慎重に議論されるべきというような表現も加わっていたりしますけども、より慎重姿勢を強めているというようなご認識ではないのでしょうか。 山口:それは別にそういう意識を持っているわけでは必ずしもありません。気持ちが分からないわけではないといってもそれは主観的なレベルの表現でありますから、この基本的な考え方には影響を及ぼしておりません。それから実際に国会の憲法審査会で議論がなかなか進まない状況というのはやはり与野党、それぞれ今後努力が必要だという意味で、理解をみんなが、共通の理解を持って議論が深まるような、そういう努力というのが必要なんだろうと思います。その点でのこの議論を妨げるようなことも、また過激に進めることも避けながら、きちんと落ち着いた議論をするべきであると。こういう意味で記述されているものと思います。 司会:そのほかございますでしょうか。 山口:いかがですか。 司会:ございませんか。それでは以上で終了してもよろしいですか。 山口:政調会長いいですか。言い逃したことは。 石田:私は質問する立場ではございません。 山口:はい。 司会:ではどうぞ。
この公約をどう訴えて勝利に結び付けたいか
共同通信:共同通信、【タカノ 00:25:32】です。今回の公約を活用してどのように有権者に訴えて、参院選勝利に結び付けていきたいか、その辺についてお願いします。 山口:これは政策集でありますから、これそのものを配ったりとか、あるいは周知するというのは、この短い選挙戦の中では限りがあると思います。ですからこれをベースにどうやって大事なポイントを分かりやすく伝えるかというのは別途工夫が必要だと思っております。 例えば党首討論のような場もあるでしょうし、政調会長や幹事長レベルのいろんな議論の場も予想されますから、そこでわが党の政策、そしてまた他党と比べての同一点や違う点、これらを分かりやすく訴えていきたいと。公明党のやはりネットワークの力を生かした、国民の声を聴く、政策実現力ということを分かりやすく訴えたい。これがわれわれの思いであります。 司会:それではよろしいでしょうか。以上で終了いたしたいと思います。 山口:はい。では終わります。 男性:はい、ありがとうございました。 (完)【書き起こし】公明党、参院選公約を発表