今の取り組み継続を 専門家会議が会見(全文4)医療基盤が弱い地方ほど大ダメージ
新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議は1日午後、会合後に記者会見を行った。 【動画】政府の専門家会議 感染者減でも「外出自粛などの継続」提言 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「政府の専門家会議 感染者減でも「外出自粛などの継続」提言(2020年5月1日)」の中継開始時間に対応しております。 ◇ ◇
精度をクリアできればPCR検査と同等に扱えるか
ニコニコ動画:ありがとうございます、ニコニコ動画の七尾です。質問は2点あります。1点目は検査についてなんですけど、PCR検査は分かるまで4時間から6時間掛かるといわれております。それに対して抗原検査、抗体検査は15分。ただし精度の問題が今いわれていると思うんですが、この部分を、精度の問題をクリアできたら今後、PCR検査と同じぐらいに、同等に扱えるのかどうか、これが第1点です。 第2点目は横串に掛かる問題だと思うんですが、先日、国立感染症研究所で、現在、日本では欧州で流行しているウイルス株を起源とする第2波が起こっている研究成果が発表されました。これに関連しまして、つまりこの欧米株が今、移行しているということで、今まで先生方がさまざま算出していたデータや予測、これに影響することはあるのか。また、今、人々の意識も緩みつつある中で、より国民が意識することがあれば教えてください。 脇田:まずはPCR検査とそれに代わるといいますか、新しい抗原検査あるいは抗体検査ということのご質問ですけども、PCR検査と同様に、ウイルスに感染している人をその場で検出するのは新しい抗原検査のことかと思います。報道等でもすでにいわれていますけども、迅速抗原キット、これはインフルエンザの迅速キットと同様に使えるようなものだというふうに承知をしております。非常に短時間で結果が出ますし、それからもちろん抗原を検出しますので、PCRより感度が落ちるということだと思います。