今の取り組み継続を 専門家会議が会見(全文4)医療基盤が弱い地方ほど大ダメージ
新しい生活様式とは具体的にどんな生活か
BuzzFeed Japan:BuzzFeed Japanの千葉です。2点、伺えればと思うのですが、まず1点目として、今後の見通しで示された新しい生活様式について、具体的に何をどのように気を付ける生活が必要なんでしょうか。この自粛が続くようなイメージなのかを伺いたいです。2点目として、今村先生に伺えればと思うんですけれども、医療機関の現場で明らかに感染者数が減っている傾向というお話がありましたが、その影響を感じるのでしょうか。その2点を伺えればと思います。 脇田:最初のあれが。 尾身:では、新しい生活様式についてですけれども、これは基本的には、基本的な感染の防御の基本がありますよね、3密。それから今まではソーシャルディスタンスという言葉を使っていましたけど、われわれ少しずつこれは、ソーシャルとディスタンスっていう、なんか社会的に分断するみたいなイメージがあるので、われわれとしては一番、感染症のこれは基本ですけども、感染した人、あるいは感染したと思われる疑いのある人、この場合、分からないのがこれは一番問題になるわけですね、今回の。そういう人とそれ以外の人がコンタクトをする、接触すること、これが全てなんですね。 だからフィジカルのディスタンスをなるべく取るということと、必要な3密の回避とか、前から言っているようなこと、というようなことで基本的なことを中心にやるんですけども、例えば職場であるとか学校であるとかそういうところについてはそれぞれ、オール・オア・ナッシングじゃなくて、二者択一じゃなくていろんな工夫ができるわけで、われわれ専門家会議としてもなるべく早くそうしたものの考え方を示せればと思っていますけど、それと同時にこれは、全ての可能性をわれわれは語ることはできませんので、職場あるいはいろんなところで工夫をしていただきたいというのが、これはわれわれもやるし、皆さんもやっていただきたい。そんなようなことだと思います。 脇田:今村先生、続きまして。