来年こそ憧れの「富裕層」に近づきたい！世帯年収が低迷する日本でもお金持ちが増えている理由とは？
FPからのアドバイス
短期間で大金を手にし「富裕層」になれることは少ないかもしれませんが、時間をかけながら効率的にお金を増やしていくことはできます。 例えば「資産運用」もそのひとつです。特に「複利効果」は知っておいた方がいいでしょう。 「複利」とは、元本についた利益に対して、さらに利益がつく運用方法で、利息を受け取らずに運用していきます。 運用期間が長期になれば元本にのみ利益がつき、毎年利息を受け取る「単利」よりも効果を発揮します。 今話題のNISAやiDeCoを活用することでも、複利効果を発揮しながら長期運用することができます。 毎月コツコツと長期間かけて運用していくことで、将来的に「富裕層」の仲間入りができる可能性があります。 しかし、資産運用は預金とは異なり基本的に元本の保証はなく様々なリスクが伴います。 そこで大事になってくるのが、話題の運用方法だけを取り入れるのではなく、自分に合った方法を選択しリスクと上手に付き合っていくことです。 資産運用といっても今はさまざまな方法があります。自分に合った方法を見つけることが何よりも重要で、投資初心者にとっては第一難関になるかもしれません。 それぞれの特徴を理解し、後悔のしない方法を見つけていきましょう。
参考資料
・株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所（NRI）」 ・厚生労働省「国民生活基礎調査2002年」 ・厚生労働省「2023（令和5）年 国民生活基礎調査の概況」
奥田 朝
