154万円は安い。日本の時計技術の最高峰、シチズン100周年モデル
2024年は「CITIZEN」ブランドの100周年にあたります。大正時代に尚工舎として創業され、市民に親しまれる時計という想いを込めて名付けられたこのブランド。今や日本を代表する時計メーカーへと成長しました。 【全画像をみる】154万円は安い。日本の時計技術の最高峰、シチズン100周年モデル そのシチズンの高級ライン「The CITIZEN」から、100周年アニバーサリーモデルとして限定モデルがリリースされます。
スイス高級時計を超える精度
このモデルは自社開発の高精度ムーヴメント「Cal.0200」を搭載。その精度たるやスイスのクロノメーターを凌駕するものです。 クロノメーターは機械式時計の正確さを試す検定で、スイスにはC.O.S.C.という公式の検定機関があります。温度や姿勢をいろいろ変えながら15日間にもわたって精度を測定するのですが、許される平均日差は-4~+6秒。しかしCal.0200は-3~+5秒と、このクロノメーター基準を超えるスペックを実現しています。 裏蓋から覗ける機械は仕上げも美しく、シチズンの技術力の高さを感じさせます。彫金加工されたローターはK22製です。 外装もベゼルにK18ホワイトゴールドを使っており、シックで品良くまとまっています。牛レザーに漆加工した姫路黒桟革のベルトも、時計によくマッチしています。 日本の時計製造レベルの凄みを再認識させてくれるモデルです。発売は11月30日で世界限定160本。価格は154万円。販売は「シチズン フラッグシップストア」「シチズン プレミアムドアーズ」の特約店限定です。 Source: CITIZEN
巽英俊