叶姉妹のおふたりにとって恋愛とは? 人生とは? その回答に目からウロコ
「わたくしは恋愛はしておりません。なぜならば、恋愛の定義がはっきりとわからないからです」
── おふたりには特別であるための秘訣があるのではないかと想像していましたが、ご自身にとってはただ自然体で生きているだけなのですね。続いて、それぞれの恋愛観を聞かせていただけますか。人生において、恋愛はどんな意味をもっているでしょうか? 恭子「わたくしは恋愛はしておりません。なぜならば、恋愛の定義がはっきりとわからないからです。 もしかしたらですが、わたくしとグッドルッキングガイたちが楽しげにじゃれ合っているような光景を見たことがある方たちにとって、それが恋愛ではないのかと思われているのかもしれませんね。 しかし本当のところは、皆さんすべての方々が『恋愛の正体とは』をご存知なのでしょうか、とすら思うのです。 でも、結婚には定義がありますでしょう。契約ですから。わたくしは結婚を遠目に見ながらも、神聖なものであると考えています。ですから例えば、浮気をするなど、自分で約束したことが守れないのであれば、もともとしなければよいと思っています」 美香「私はお相手の方と対等なパートナーのような関係でいられれば、そういう方が現れれば良いなと思いますが、なかなか昨今は難しいですね。以前は、もっと理想的な人が絶対にいると思っておりました。 もちろん、最近では恋愛をしない方も増えていますね。番組にも『恋愛をしたいと思わない』とか『恋愛の何が良いのかわからないんです』という質問も多く寄せられるので、価値観が多様化していることがわかります」 恭子「わたくしがずいぶん以前の著書に『恋愛に興味がなければ、一生しなくても構わないことです』と書きましたら、たくさんの方から『とても影響を受けました』とか『恋愛に興味がないと言いやすくなったのは恭子さんのおかげです』ととても感謝されました」 ── 確かに、昨今では「実は、恋愛に興味がない」ということも口に出しやすくなってきたと感じます。そのような価値観の変化には、おふたりの自由な生き方が大きな影響を与えているようにも思われます。