景気動向一致指数10月は2.5ポイント上昇、先行指数はマイナス=内閣府
Yoshifumi Takemoto [東京 6日 ロイター] - 内閣府が6日公表した10月の景気動向指数速報(2020年=100)は、足元の景気動向を示す一致指数が前月比2.5ポイント上昇の116.5と、2カ月連続のプラスだった。 指数を構成する指標のうち、投資財出荷指数や鉱工業生産指数が改善。半導体製造装置や自動車の生産・出荷増がけん引した。 一致指数から一定のルールで決まる基調判断は5月以来の「下げ止まりを示している」との表現を据え置いた。 先行指数は前月比0.3ポイント低下の108.6と、2カ月ぶりのマイナスだった。鉱工業用生産財在庫率指数や消費者態度指数、新規求人数などが下押しした。半導体メモリーの生産・出荷減少やパート求人減少などが響いた。