他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目投手(2)広島の“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの投手を紹介する。
遠藤淳志(広島東洋カープ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:186cm/89kg ・生年月日:1999年4月8日 ・経歴:霞ヶ浦高 ・ドラフト:2017年ドラフト5位 プロ入り当初から大きな期待が寄せられ、一時は飛躍の兆しを見せていた遠藤淳志。しかし、近年は不本意なシーズンを過ごしている。 霞ヶ浦高から2017年ドラフト5位で広島東洋カープに入団。高卒2年目の2019年に一軍デビューを果たすと、同年は34試合に登板し、1勝1敗6ホールド、防御率3.16の好成績を残した。 さらに、翌2020年には先発に転向し、19試合の登板で2完投を含む5勝、防御率3.87をマーク。 さらなる飛躍が期待されたが、その後は伸び悩んだ。昨季は8試合の登板で1勝5敗、防御率4.39と寂しい数字に。 今季の一軍登板は、救援での3試合に終わった。チームでは、常廣羽也斗を筆頭に毎年有望な投手が入団しており、年々苦しい立場になりつつある。 一方、2024年の二軍成績は、21試合登板(10先発)で5勝2敗、防御率1.74。起用法が定まらない中、優秀な数字を収めている。 現在25歳と大化けの余地はあり、現役ドラフトの対象となれば、面白い存在となりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部