【Cycle*2024 アルウラー・ツアー:レビュー】サイモン・イェーツ個人総合優勝でジェイコ・アルウラーはビッグミッション達成 JCL TEAM UKYO・岡篤志はモストアクティブライダー受賞で大会史に名を残す!
ジャージがかかっていた最終・第5ステージではみずからが逃げに乗れず、代わりに動いた小石とスプリンターのマッテオ・マルチェッリが他選手の動きをチェック。チーム全体でこの賞を守り抜いた。
「彼らがいなかったらすべてを失っていました。とにかくジャージを守り切れてホッとしています。これを日本に持ち帰れることが本当にうれしい」(岡篤志)
また、トーマス・ペゼンティが個人総合23位で終え、同25位までに付与されるUCIポイントを獲得。大会前の目標に挙げていたステージ優勝には届かなかったものの、「日本から世界へ」を合言葉にまた一歩前進を果たした。
シーズン序盤恒例の中東シリーズはもう少し続く。この地での活躍が長いシーズンにもつながっていくことは、すでに実証済みである。今季を占ううえで重要な“アラビアン・ロード”から、まだまだ目が離せない。
文:福光 俊介
福光 俊介
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