出さなきゃよかった…。マンU退団で化けた元アカデミー選手(2)スペインで覚醒! ガラスの強烈ストライカー
プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、「ファギー・ベイブス」に代表されるように古くから選手の育成で広く知られている。一方で、トップチームで出場機会を得られないまま退団し、他クラブで飛躍した選手も多い。今回は、様々な理由でマンチェスター・ユナイテッドを離れ、覚醒したアカデミー出身選手を紹介する。
FW:ジュゼッペ・ロッシ(元イタリア代表) 生年月日:1987年2月1日 所属クラブ:現役引退 在籍期間:2004年7月~2007年7月 2004年にパルマの下部組織からマンチェスター・ユナイテッドへと加入したジュゼッペ・ロッシは、2005/06シーズンにはリーグ戦初ゴールを記録するなど、有望な若手だった。ただ、トップチームで突出した結果は残すことが出来ず、ニューカッスルへのローン移籍も経験した。 芽が出始めたのは、2007年1月にローン移籍で加入した古巣パルマだった。セリエA後半戦19試合で9ゴール5アシストをマークし、降格圏に沈んでいたチームの救世主となった。翌年からビジャレアルに加入すると、強烈な左足を武器に2008/09シーズンから4季連続2桁得点を記録。2010/11シーズンにはリーグ戦で18ゴール、UEFAヨーロッパリーグで14試合11ゴールとリーグ屈指のストライカーになるまで成長した。 翌シーズンに2度の右膝前十字靭帯損傷という大けがを負ったが、フィオレンティーナに移籍した後も、2013/14シーズンはリーグ戦21試合16ゴールと圧巻の成績を残した。
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