50万円寄付で鬼太郎マンホール 水木さんゆかりの自治体が返礼品に
漫画家の水木しげるさん(2015年死去)が育った鳥取県境港市は30日、ゲゲゲの鬼太郎が描かれているマンホールのふたのレプリカを、ふるさと納税の返礼品に新たに加えた。8月から寄付の受け付けを始めた「影絵の投影板」に続く妖怪第2弾。伊達憲太郎市長は「境港市に注目してもらうきっかけになってほしい」と話している。 【写真】返礼品となった鬼太郎が描かれたマンホールのふたのレプリカついて説明する伊達憲太郎市長=2024年10月30日午前10時20分、鳥取県境港市、渡辺翔太郎撮影 今回返礼品になったマンホールのふたは、直径42センチ。一反木綿にまたがった鬼太郎と目玉おやじが描かれている。市内の水木しげるロードの車道に設置されているマンホールのふたと同じデザインだが、本物(直径60センチ)より一回り小さくなっている。 限定5個で、1個あたり寄付額50万円。ふるさと納税の仲介サイトで寄付を受け付けている。 一方、8月から寄付の受け付けをしている第1弾の妖怪影絵の投影板レプリカ(寄付額30万円)は、限定5個の返礼品に対して30日正午時点で4件の寄付があったという。問い合わせは市総合政策課(0859・47・1067)へ。(渡辺翔太郎)
朝日新聞社