なぜ怪我しているのにイングランド代表に? ペップはグリーリッシュの招集に不満と皮肉を述べる 「イングランドの監督は私よりもよく知っている」
8節のウルブズ戦以降欠場
マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラは、ジャック・グリーリッシュのイングランド代表招集に不満と皮肉を述べた。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/8・11/9・11/10] FA(イングランドサッカー協会)は7日に今月のネーションズリーグに挑むイングランド代表のメンバーを発表したが、その中に10月のプレミアリーグ第8節のウルブズ戦以降、欠場が続くグリーリッシュも名を連ねた。 リー・カーズリー暫定監督はグリーリッシュは数日間とレニーングを積んでおり、代表期間中には復帰できる可能性を示唆するコメントを残していたが、ペップはグリーリッシュの体調は万全ではないと強調する。 「これはイングランド代表監督の問題だ。私は関与していない。彼らは望む人を選ぶことができる。ジャックは今日トレーニングをし、チームに貢献できると信じている。私は代表戦に出場できないと言う立場ではない。しかし、私のチームにとっては彼は適任ではない。彼はプレイできない」 「私が言えるのは2週間以上もの間、彼はトレーニングをしなかったということだけだ。しかし、イングランドの人々は彼が自分たちを助けてくれると信じている。だから行け。イングランドの監督は私よりもよく知っている」(英『Daily Mail』より) 同メディアによると、FAはグリーリッシュの招集を決める前にシティのドクターに出場できるかどうかを聞いたようだが、ペップは同暫定監督からグリーリッシュの体調についての打診はなかったと語っている。またシティのメディカルチームはイングランド代表のチームと「話したとは聞いていない」とペップは言及している。 シティは怪我人が続出しており、ペップとしてはグリーリッシュが万全でないなか、代表に参加しさらにコンディションが悪くなることを懸念している。ペップは週末のブライトン戦のグリーリッシュの欠場も明言していた。
構成/ザ・ワールド編集部