「結婚したい気持ちが薄れた…」なぜ!? “知人が結婚”によって意欲が減った人たち、その言い分とは
25~34歳の独身男女543人にアンケート調査
知人が結婚したとの知らせを聞いたとき、単身者は「自分も結婚したい」と思うのか、それとも逆に結婚への意欲が減るのか……。 結婚相談サービスなどを展開するオーネットが「知人の結婚による結婚観への影響に関する調査」を実施、その結果を公表しました。 【画像】「分かる…」 これが《自分も結婚》したくなるタイプです(画像9枚) 調査は2024年11月、25~34歳の独身男女543人を対象にウェブ上で行われたもの。内訳は男性290人(25~29歳155人、30~34歳135人)、女性253人(25~29歳156人、30~34歳97人)です。 2024年に知人が結婚した270人に対して、それにより自分自身の結婚に対する考えや行動に変化があったかを尋ねると、最も多かったのは「結婚に欲が高まった」34.4%で、女性に限ると37.2%。次いで多かったのは「知人の結婚と自分の結婚は全く別で何も関係ない」の28.9%。一方、「知人が結婚したことで結婚するための行動を起こした」と答えた割合も21.1%とおよそ5人に一人でした。「そもそも結婚するつもりはない」は8.1%、「結婚意欲が減少した」は5.9%でした。 それぞれの理由はどのようなものか。まず結婚意欲が高まったり行動を起こしたりした人たちに尋ねたところ「自分の結婚を現実的にイメージすることができた」「先を越された感があり早く結婚したいと思った」などが多く、また結婚意欲が減少した人は「周囲から自分の結婚について話題にされることで億劫になり、結婚願望が薄らいだ」「先を越された感があり自分の結婚計画そのものについて見直しをする必要性を感じて億劫になった」が多くなっています。 いずれのケースも知人に“先を越された”という感情が芽生える場合が少なくなく、それが結婚に対してプラス・マイナスどちらの思いにつながるかは人それぞれのようです。 なお、2024年に知人などが結婚したという人の割合は49.9%。具体的には、友人(職場以外)が29.7%、職場の先輩や同僚・後輩が12.5%、身内(きょうだい・親せき)が7.6%でした。
LASISA編集部