「パワースポット巡り」は決してバカにできない…「運がいい人」になるための"必要十分条件"
強運を手にするにはどうすればいいか。心理カウンセラーの中島輝さんは「運命は不変ではなく、自分の考え方によって変わるものだ。事実や思い込みを自分の力で肯定的に変えていく力、つまり自己肯定感があれば、最終的に運がいい人になれる」という――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、中島輝『ホントのあなたは絶対に運がいい!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。 ■事故・事件現場と神社仏閣の違い 自己肯定感を高めるためには、ものの見方を変えることが重要であり、そのためには視覚的な体験や場所を変えることも大切です。 私たちが「ものの見方」を変えるには、心にある「ものの見方」を変えるだけでなく、実際に目で見る風景や場所を変えることが非常に重要です。 たとえば最悪なニュースの現場を訪れるのと、静寂な神社で何百年ものあいだ木や花に囲まれた神聖な空間を訪れるとのでは、まったく異なる体験をします。 ニュース現場では悲惨な状況や恐怖が広がっている一方、神社では多くの人々が希望を持ち、祈りや願いを捧げています。 パワースポットに行くことは、希望や願い、光を見る場所を訪れることです。そこでは、子どもの受験の成功や病気の回復を願うなど、自己のためだけでなく他者のためにも祈る気持ちが生まれます。 これにより、個人の思いや願いが大きなエネルギーに変わり、その場に集う人々の祈りが交わることで、心のつながりや安心を感じられるようになるのです。 ■「パワースポット」と呼ばれる所以 神社仏閣などの聖地には、こうした祈りや願いが長年にわたって集まり、場所全体が強いエネルギーで満たされています。 その力が心に働きかけ、日常では感じることのできない深い安らぎや癒やしが得られることもあります。 また、自然のなかにあるパワースポットでは、太陽や風、樹木など自然のエネルギーとも触れ合うことができ、体と心がリフレッシュされるでしょう。 パワースポットを訪れることで、内面にある感謝の気持ちや、ポジティブな意識が呼び起こされ、それがさらなる幸運を引き寄せるきっかけとなるのです。