全長3.8mサイズ! 新型ミニ「ジョンクーパーワークス」発表! 2リッターターボ「231馬力」×スポーティな“伝統モデル”、3ドア&コンバーチブル発売
伝統の「JCW」 主力タイプに新型登場!
BMW日本法人は2024年10月24日、コンパクトカーブランド「ミニ」シリーズのハイパフォーマンスモデル「JOHN COOPER WORKS(ジョンクーパーワークス)」(以下新型ジョンクーパーワークス)を追加しました。 同日より、全国の正規ディーラーにて販売が開始されています。 【画像】カッコイイ! これが「新型小さなスポーツカー」です! 画像で見る(61枚)
ジョンクーパーワークスは、ミニブランドの中核車種となる「ミニクーパー」および「ミニコンバーチブル」に設定されているハイパフォーマンスモデルです。 1960年代にモータースポーツ界をにぎわせたジョン・クーパーというレーサーの名前が由来。ジョン・クーパーは、1960年代にクラシックミニをベースにしたレース活動に関わり、モンテカルロラリーを3度制する功績を残した人物です。 今回追加となった新型ジョンクーパーワークスは、先立ってフルモデルチェンジが実施された新型ミニクーパー、新型ミニコンバーチブルをベースに、ジョン・クーパーの名に恥じないレーシーなスタイリングと高い次元での走行性能を得て進化しました。 これにより、すでに発売されているミニ ジョンクーパーワークスカントリーマン ALL4と合わせ、ガソリンエンジン搭載の新世代ジョンクーパーワークスシリーズのラインナップが確立されました。 新型ジョンクーパーワークスのボディサイズは、全長3875-3880mm×全幅1745mm×全高1435-55mm、ホイールベース2495mm。 エクステリアは、ハイグロス・ブラックフレームで縁どられた8角形のフロントグリル、ダイナミックに入れられたストライプカラー、リアバンパーに装備されたジョンクーパーワークスカラーのディフューザー、ダウンフォースを意識したリアスポイラーを採用。レーシーな印象を高めています。 一方、ミニらしいクラシカルなヘッドライトも新世代モデルに引き継がれ、誰が見てもミニと分かるエクステリアデザインとなっています。 このほか、ジョンクーパーワークス専用の赤色ボンネットストライプやルーフおよびミラーキャップカラー、ジョンクーパーワークス専用ホイール、ジョンクーパーワークスエンブレム、ロゴ入りレッドキャリパーのスポーツブレーキなどの専用装備も用意されました。 デジタル化されたインテリアではベースモデル同様に、メーターパネルが廃止され、各種情報は最先端の有機ELテクノロジーが採用された「センターディスプレイ」に映し出されます。 高感度のタッチ機能を有したセンターディスプレイでは、メインメニューに各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作可能。 メーターパネルとしての機能の他、AR機能付きナビゲーションシステム、メディア操作、電話、エアコン、各種設定などを一括操作できます。 また、「ミニ エクスペリエンスモード」が標準装備され、インテリアの雰囲気もワンタッチで変えることが可能。最大7パターンの光のグラフィックをダッシュボード上に投影させることで、光のパターンとアンビエントイルミネーションで演出、そして新たに投入された「ミニ ドライビングサウンド」によりインテリアの雰囲気を変化させられます。 パワートレインには、7段DCTを組み合わせた直列4気筒2リッターターボエンジンを搭載。最高出力231PS・最大トルク380Nmを発揮します。 これに、ジョンクーパーワークス専用のチューニングが施されたスポーツサスペンションやスポーツブレーキ、17インチと18インチの専用ホイールなどで足まわりも強化されました。 先進機能としては、高性能カメラとレーダー、高性能プロセッサーにより精度が向上した先進安全機能「ドライビングアシスト」を採用。 これに、レーンチェンジウォーニング、レーンディパーチャーウォーニング、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ステアリング&レーンコントロールアシスト、リアのクロストラフィックウォーニングを標準装備しています。 そのほか、並列および縦列駐車をサポートするパーキングアシスト機能やアラウンドビューモニター、ペダル踏み間違い急発進抑制機能、時速35km以下で前進した最後の約50mを車両が記憶し同じルートをバックで戻れるリバースアシスト機能が採用されています。 ミニ ジョンクーパーワークスの販売価格(消費税込)は536万円、コンバーチブルモデルは585万円。全車右ハンドルのみとなります。
TARA