【陸上】1500m五輪3連覇キピエゴンやキプチョゲの像撤去 芸術作品として酷評 地元からも「醜悪」と強い批判
ケニア・エルドレットで、パリ五輪女子中長距離種目で2つのメダルを獲得したF.キピエゴン(ケニア)らの像が撤去される事態となっていたことが海外メディアで報じられている。 撤去されたキピエゴンの像をチェック! 像はキピエゴンをモチーフにしたものを含め3体あり、凱旋式典のために設置された。残り2体のうち、1体は男子マラソンのE.キプチョゲをかたどったものであるとみられるが、残り1体のモチーフは判明していないという。 しかし、SNSでは芸術作品として酷評され、地元からも「(像が)醜悪である」などと、式典にも影を落とすほどの強い批判が相次いだため、撤去されたとしている。 キピエゴンはパリ五輪1500mを五輪新記録で3連覇し、5000mでは銀メダルを獲得。キプチョゲはマラソンで16年リオ、21年東京と2連覇していたが、パリでは途中棄権に終わった。 式典では像に対する批判は沈静化され、ルト大統領からメダリストらに賞金が贈られたことも報じられている。 ケニアはパリ五輪で金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル5個を獲得した。
月陸編集部