【陸上】男子400mH橋本悠が51秒08でV2! 男子4×100mRつくば秀英40秒20 女子円盤投・藤田結愛が快勝/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月14~17日/東京・駒沢陸上競技場、大井陸上競技場)2日目 インターハイ北関東大会優勝者一覧をチェック! 福岡インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、男子400mハードルは橋本悠(東農大二3群馬)が51秒08の好記録で2連覇を飾った。 午前中から30度超のコンディションで、昼過ぎの予選(54秒42)で、「暑さにやられてかなりバテてしまっていました」と橋本。大会1週間前に風邪をひいてしまった影響もあり、自己ベストを更新する走りにも満足していなかった。 5レーンから飛び出した決勝は、5台目までは14歩で押したが、「バランスが崩れるのが怖かったです」とそれ以降は逆脚の15歩に変更。「7台目までいきたかったのですが…」とプランとは違う走りとなったものの、終始独走での好記録だった。 逆脚が得意でこれまでは前半から15歩で走っていたが、「体力のある前半で、スピードが上がると15歩だと詰まってしまっていました」。練習で14歩を取り入れるようになり、先週の群馬県選手権で初実戦した。「感覚も良かったです。インターハイまでには完成させたいです」と意気込む。 昨年の鹿児島特別国体の少年男子A300mハードルで3位、110mハードルではU18大会(U20規格)優勝の実力者。しかし、直後の南関東地区大会の400mハードルでは菊田響生(法政二3神奈川)が50秒56をマークし、「めちゃくちゃ意識していますね。50秒台を先に出されてしまいました」と対抗心を燃やす。 110mハードルも優勝を狙っており、「北関東は通過点だと思っています。U20日本選手権やインターハイでは誰にも負けない走りをしたいです」と闘志を燃やした。 このほか、男子の4×100mリレーでつくば秀英(茨城)が40秒20の茨城県高校新、大会新で優勝。男子砲丸投では石井敏斗(西武台3埼玉)が6投目に15m03をマークして逆転優勝し、女子400mハードルは矢島杏紀(所沢西3埼玉)が61秒01で制した。女子4×100mリレーは伊奈総合(埼玉)が46秒44で優勝を飾り、女子円盤投は藤田結愛(東洋大牛久2茨城)が42m26で快勝している。 全国インターハイは7月28日から8月1日に福岡・博多の森陸上競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。 ※記事内容の一部を修正いたしました。
月陸編集部