エムバペ 再びNL仏代表メンバーから外れる
【AFP=時事】サッカーフランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は7日、今月行われるUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2024-25)のイスラエル戦とイタリア戦に臨むメンバーを発表し、主将のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が招集外となった。 【写真】FCバルセロナとのクラシコに臨むエムバペ エムバペが招集外となったのは、10月のイスラエル戦とベルギー戦のダブルヘッダーに続いて2回連続となったが、デシャン監督は主将不在が「最善」だと述べている。 所属するスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でのプレー中に負った太ももの負傷から回復するため、前回のネーションズリーグでは休養を取っていたエムバペだが、フランス代表の試合を前にレアルで試合に復帰して議論を巻き起こしていた。 デシャン監督は、「彼と話をして、これが最善だと思って招集メンバーを決定した」と述べている。 前回の代表戦の間にスウェーデン・ストックホルムで短期休暇を取ったエムバペだが、帰国後に同国メディアが、エムバペがレイプと性的暴行の疑いで同国警察の捜査を受けていると報じた。エムバペ自身は一連の報道を「フェイクニュース」だとしている。 デシャン監督は会見で、「私の主張を述べるつもりはないが、二つのことは言える。一つ目はキリアンが(代表チームに)来たがっていたということ。そして二つ目は推定無罪であるため、ピッチ外の問題とは関係ないということだ」と話した。 この騒動以降、エムバペはレアルで4試合に出場して1得点にとどまっており、ベストな状態からは程遠い。指揮官は「これ以上は話さない。自分の決断は変わらない」と続けた。 フランスはリーグA・グループ2の最後の2試合を残す中、首位イタリアを1ポイント差で追いかけ、3位ベルギーには5ポイント差つけている。14日にはホームでイスラエルと対戦し、17日にはイタリアの敵地ミラノ(Milan)に乗り込む。【翻訳編集】 AFPBB News