信じられない…。大怪我から復活した日本人(2)18歳で日本代表→1年4カ月のリハビリ…。ケガと戦う天才MF
サッカー選手に怪我はつきものだ。一度の大怪我がキャリアに大きな影響を及ぼしてしまうケースも少なくないが、一方で何度も大怪我をしながらもその度に復活し、ピッチに立ち続けてきた不屈の精神を持つ選手も多く存在する。今回は、度重なる大怪我に見舞われながらも復活を遂げてきた日本人選手をピックアップして紹介する。
山田直輝(湘南ベルマーレ) 生年月日:1990年7月4日 主な在籍クラブ:浦和レッズ、湘南ベルマーレ 岡田武史監督の抜擢により18歳にして日本代表デビューを果たした山田直輝は、浦和レッズの将来を担う存在として大きな期待を背負っていた。浦和レッズユースを全国制覇に導き、U-17日本代表としてU-17ワールドカップにも出場している。 しかし、2010年1月、プロ2年目の山田は日本代表の試合中に右足腓骨を骨折してしまう。その後復帰を果たしたが、同年8月には同じ個所が再び骨折していることが判明した。さらに、12年3月には相手選手と接触した際に左膝前十字靭帯を損傷。期待されていたロンドン五輪出場は叶わず、復帰までに1年4か月を要することとなった。 2015年には浦和を離れ、湘南ベルマーレに期限付き移籍する。18年に浦和に復帰したが、6月のトレーニング中に右足腓骨を骨折している。それ以外にも筋肉系の怪我も多く、プロキャリアを完走できたのは2017年と2021年の2度のみ。しかし、トレーニングや食事の改善、そしてたゆまぬ努力で何度も這い上がってきた。
フットボールチャンネル