【クイーンズ駅伝】鈴木亜由子vs新谷仁美! 新谷が22秒差追いつくも鈴木が1秒差で5区首位キープ
◇クイーンズ駅伝 第44回全日本実業団対抗女子駅伝(2024年11月24日 宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42.195キロ) 【写真あり】ユニホーム姿とはまた違う…!やり投げ北口榛花はシックな黒のドレスで表彰式に登場 5区(10キロ)でJP日本郵政グループの鈴木亜由子と積水化学の新谷仁美がデッドヒートを繰り広げた。22秒差の2番手でスタートした1万メートル日本記録保持者の36歳・新谷が、4キロ過ぎで21年東京五輪マラソン代表の33歳・鈴木に追いつき、そのまま並走。終盤のスパートで振り切った鈴木が1秒差のトップでアンカーにたすきを渡した。パリ五輪マラソン代表補欠で、9月のベルリンマラソンで2時間20分31秒をマークしたエディオンの細田あいが32分29秒で区間賞を獲得した。 史上9チーム目の2連覇を狙う積水化学は、1区(7キロ)で田浦英理歌がいきなり区間賞を獲得。残り1キロでスパートした天満屋の吉薗栞を粘り強く追い、21分46秒の同タイムながら着差がついた。2区(4.2キロ)ではパリ五輪5000メートル代表の山本有真が、昨年の自身の区間記録を17秒更新する12分56秒で2番手のJP日本郵政グループに17秒差をつけた。 最長の3区(10.6キロ)ではJP日本郵政グループの広中璃梨佳が、3キロでトップの積水化学に並び、中間点で前へ出た。さらに、30秒差の4番手から出た資生堂のパリ五輪1万メートル代表・五島莉乃が2人を猛追。2番手に浮上すると7.9キロで広中を抜き去り、2番手のJP日本郵政グループに3秒差、3番手の積水化学に9秒差をつけた。 インターナショナル区間の4区(3.6キロ)ではJP日本郵政グループが首位を奪った。鹿児島・神村学園卒のルーキー、カリバ・カロラインが11分13秒の区間3位で走り、トップでたすきリレー。積水化学が22秒差の2番手、1分15秒差の3番手にパナソニック、1分28秒差の4番手に資生堂が続いた。