小池都知事が外国特派員協会で会見(全文)人の移動による陽性者増は明らか
イスラム教徒にはどう貢献したい考えか
記者2:知事はイスラムの国の大学を卒業されているということで、世界のイスラム教徒の人たちが非常に今、期待している、特に五輪について期待しているという状況がありますが、特にイスラム教徒の人々にはどういうふうに貢献をしようと考えているでしょうか。 小池:イスラムの国々から素晴らしい選手をお迎えできる、そのために安全・安心な大会である準備を行っております。そしてその中には、これはもう当然でありますけれども、食事についてはハラールを、そしてまた選手村やさまざまな会場における礼拝堂の施設などの準備を行っております。これらのイスラム諸国からの観光客であれ、アスリートであれ、その方々をお迎えすることについては東京はすでにさまざまなおもてなしの準備をしております。歓迎いたしております。 そしていつもラマダン明けのときには、ラマダン中の食事会というか、情報交換会を都庁でイスラムの方々をお招きして、共にお祝いをしているということであります。この状況の中で会を開けていないのは残念に思います。
ワクチン接種の優先順位などは決めているのか
記者3:ワクチンについて質問させていただきますが、日本政府はすでに1.2億のワクチンを確保しているという話があるんですけれども、国のほうと都のほうでは、例えばどこの地域、どこの人たちが優先的にそれを受けるのかという話などというのは、都と国の間にはされているかどうか。そしてその中で外国籍の住民の皆さんもどういうふうになるのかということをお願いします。 小池:まずワクチンの確保は国が責任を持って進めていると聞いております。そしてそれをどのような割り振りにするのかっていうことについては、まだそれぞれの自治体等には知らされておりません。東京には54万人の皆さま方を含めて外国からの方々がお住まいでございます。それらの方々の安全・安心をお守りするというのも都として当然のことだと考えております。方法についてはこれから話し合いにというか、国のほうがお決めになってくるというふうに思いますが、都についてはそういったことも要望としてお伝えする必要があるかと思っています。まずは本当に有効な、安全なワクチンが1日でも早くできることを祈っております。【インシュ***00:58:14】です。 司会:(英語)
首相を目指す考えは?
記者4:まだ日本の政界においては非常にお若いですけれども、今後は総理大臣などというのは考えられているでしょうか。 小池:1400万人の都市の東京都をお預かりしている、その責任を果たすことが最大、最重要なことであり、今日もオリンピック開催のこと、パラリンピック開催のことを申し上げました。これについてはホストシティーとしてなんとしてでも実現していきたい。その役目を担っていると考えております。 司会:(英語) 小池:Thank you. 司会:(英語) 小池:(英語)ありがとうございました。Thank you. (完)【書き起こし】小池都知事が外国特派員協会で会見