【驚異の38億再生】テレビでは見ないけど、実は世界各地で引っ張りだこ! ビックスモールンがSNSに振り切ったワケ
┌────────── コロナ禍でお笑いの仕事が思うようにできない状況でしたが、配達に行くと小さなお子さんが目をキラキラさせて『写真を撮ってほしい』と言ってくれる。コロナ禍で精神的にも厳しいときだったので、Uberのアルバイトに僕自身も支えられました(チロ氏) └──────────
ビックスモールン流「バズる動画の作り方」
■ [ルール3] 視聴者が見たい動画に自分たちのエッセンスを加える ビックスモールンの動画が大きくバズるきっかけになったのは、グリ氏が「外国でトレンドになっている動画を真似てみませんか」と提案したことだった。 ┌────────── ボディアートをメインにやってきたのですが、TikTokのトレンドをチェックしながら流行っている動画を取り入れてみるのはどうかと考えました。ただ、自分たちのネタを入れない劇のような動画を撮ることに、最初は葛藤もありました(グリ氏) └────────── 3人で話し合った結果、まずは一度試してみようということになった。全力で動画を撮影して投稿したところ、いきなり1,000万以上の再生数を記録したのだ。 ┌────────── 試しにあげた動画でしたが、全力でやることが大事だと思いました。再生回数が増えて、どんどんフォロワーが増えていくのが楽しかったですね(チロ氏) └──────────
┌────────── 数字は何より説得力があります。1,000万回再生されたということは楽しんでみてくれた人がそこにいる。この出来事をきっかけに、それまでの価値観が一気に崩れました。たとえばテレビに出るときは番組のプロデューサーやディレクターに評価されなければ番組に出られません。でも、SNSは評価する資格を視聴者一人ひとりが持っている。視聴者が評価してくれることが新鮮でした(ゴン氏) └──────────
この出来事をきっかけに、自分たちが見てほしいものではなく、視聴者が見たい動画を作ろうという発想に変わった。そして現在は「視聴者が見たいものを優先しながらも、自分たちのエッセンスを足すことを大切にしている」とグリ氏は語る。 ┌────────── トレンドの動画をただ真似るのではなく、僕たちの強みであるボディアートを入れたり、動画の撮り方を変えて見せ方を工夫しています。トレンドをただ真似しているだけでは、毎回一発勝負をしていることになり、結果が積みあがりません。だから自分たちの特色をちょっとずつ入れて反応を確かめて、何が評価されているのかを分析してきました。すると、結果が出ない動画が減り、バズる確率が上がっていきました(グリ氏) └──────────