しらす丼にたこせんべいも。江の島で絶品グルメを楽しむための半日散策モデルコース
この参道でまず立ち寄りたいのが、寛政元年(1789年)創業の老舗和菓子店『紀の国屋本店』です。名物は薄皮で手練りのあんを包んでふかした〈女夫(めおと)まんじゅう〉。寒い時期は、できたてをハフハフ頬張るのが最高ですが、温かい季節は、〈アイス最中〉(370円)が断然オススメ。
自家製の手練りあんと甘すぎないアイスをパリッと香ばしい最中でサンドしたスイーツです。これをかじって体をクールダウンさせつつ参道を冷やかすと、風情があってイイ感じです。 ちなみに最中のカタチ(ハマグリ・ホタテ・サザエ)と、アイスの種類(バニラ・小倉・抹茶)は自由に選択可能。この“マイ最中アイス”が作れるのも地味に楽しいです。
●DATA 住:神奈川県藤沢市江の島2-1-12 TEL:0466-22-5663 営:8:00~18:00 休:水曜(祝日の場合は営業・繁忙期は無休)
AM10:50|『あさひ本店』の〈丸焼きたこせんべい〉
甘いものを食べたら、今度はしょっぱいものを食べたくなるのが人の性(さが)。お次はこの仲見世通りで人気の『あさひ本店』へ。〈丸焼きたこせんべい〉(500円)が大人気の行列店です。
この〈丸焼きたこせんべい〉、その名の通り、小麦粉をまぶした新鮮なタコを2~3匹、185度という高温のプレス機で1トンもの圧力でプシューッと押しつぶしてカリッカリのおせんべいに仕上げた江の島の名物グルメ。
パリッとかじると、タコの風味が口内にふわっと広がり、噛めば噛むほど旨味が染み出してきます。よく「名物に旨いものなし」なんて言いますが、これは別。スナックとしてかなり優秀です。
●DATA 住:神奈川県藤沢市江の島1-4-8 TEL:0466-23-1775 営:9:00~18:00 休:木曜
AM11:15|江島神社で弁天様詣で
さて、「江の島弁財天仲見世通り」を歩き終えると、その先に真っ赤な鳥居が見えてきます。これが参道入口にあった“青銅の鳥居”に続く、江島神社の第二の入口といったところでしょうか。