来季J2の札幌が生え抜きFW菅大輝ら4選手の退団発表…駒井善成、小林祐希、阿波加俊太も
北海道コンサドーレ札幌は7日、FW菅大輝(26)、MF駒井善成(32)、GK阿波加俊太(29)、MF小林祐希(32)の契約満了を発表。コーチ兼通訳の杉浦大輔氏(50)の契約満了も合わせて伝えた。 U-12から札幌一筋で、2017年にトップ昇格の菅はプロとして8シーズン在籍し、2019年12月のEAFF E-1サッカー選手権では日本代表として1キャップを記録。今シーズンは明治安田J1リーグで33試合1得点、YBCルヴァンカップで4試合2得点、天皇杯で1試合の成績を残した。 駒井は京都サンガF.C.の育成出身で、2011年にトップ昇格し、2016年に浦和レッズへ完全移籍すると、2018年に札幌へ期限付き移籍。その後、完全移籍に切り替わり、在籍7年目の今シーズンはJ1で35試合6得点、ルヴァンカップで1試合出場、天皇杯で1試合1得点を記録した。 阿波加はU-15から札幌で育ち、2013年のトップ昇格後、SC相模原、Honda FC、愛媛FCへの期限付き移籍も経験。2022年に鈴鹿ポイントゲッターズ(現アトレチコ鈴鹿クラブ)へ完全移籍し、2024年に古巣札幌へ帰還すると、J1で2試合、ルヴァンカップで1試合プレーした。 東京ヴェルディの育成出身で、2011年にトップ昇格の小林は2012年にジュビロ磐田へ完全移籍し、2016年6月には日本代表デビュー。その後はオランダのヘーレンフェーン、ベルギーのワースラント=ベフェレン、カタールのアル・ホール、韓国のソウルイーランドFC、江原FC、ヴィッセル神戸と渡り歩いた。札幌には2023年に完全移籍し、2年目の今シーズンはJ1で19試合出場、ルヴァンカップで6試合2得点を記録。天皇杯でも2試合プレーした。 最終節を残してJ2降格が確定している札幌。退団が決まった4選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆菅大輝 「この度、契約満了になりました。小学4年生からお世話になったチームを離れるのは悲しいですが、こうなったのは自分の実力、結果不足だと思っています。ただここまで成長できたのは、このチームにいたからだと思ってます」 「今年J2降格が決まってしまって、自分にも責任がある中でこの様な形でチームを離れる事になるのは悔しいですが、1年でJ1復帰出来ることを願っています。本当に沢山の思い出をありがとうございました! またこのチームのユニフォームを着れるように頑張ってきます! 本当に本当にありがとうございました」 ◆駒井善成 「今年でチームを離れることになりました。在籍させてもらった期間、今年を含めて皆さんを喜ばすような結果を残せなかったことが心残りです。そんな結果が続いてもファンサポーターの皆さんからの温かい声援、サポートには本当に感謝してますし決して忘れません。7年間本当にありがとうございました! 明日の試合勝ちましょう!」 ◆阿波加俊太 「今シーズンで北海道コンサドーレ札幌を退団することとなりました。札幌に帰ってきたこの1年に限らず本当に長い間たくさんの素晴らしい経験、そして時間を過ごさせていただきました」 「この北海道コンサドーレ札幌というチームでJ2で初出場したこと、そして勝利を届ける事は出来ませんでしたが今年J1で試合に出場した2試合の事はこれから先忘れることはないと思います」 「他にもここに書ききれないほどたくさんの思い出があります。そんな素敵な時間を過ごさせてもらえたのもサポーターの皆さんやご支援くださる多くの方々のおかげだと思っています。北海道コンサドーレ札幌というチーム、札幌、そして北海道が大好きです! 本当にありがとうございました」 ◆小林祐希 「契約満了となり退団する事になりました。2年間暖かく応援してくれたサポーターの皆さんには結果で応えられずに申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「1年でJ1舞台に戻れるよう、みんなでコンサドーレを支えてあげてください。僕も1人のサポーターとしてコンサドーレを応援しています。短い間でしたが、ありがとうございました」
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