50試合登板で防御率「2.01」 ドラゴンズ勝野昌慶が飛躍の2023年を振り返る
【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】 CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい! との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。 12月10日の放送回はドラゴンズ勝野昌慶投手がサンドラ生出演。先発から中継ぎに転向して大車輪の活躍をみせた今季を振り返るとともに、勝野投手が自己分析をするトピックスでは意外!?な素顔に迫る一幕も。まずは勝野投手の2023年振り返りから。 【動画】「もはやピッチャーではない…」川上憲伸の流し打ち弾丸HRは、実は予告していた!?
自信を胸にリリーバーとして開花
今季、先発からリリーフに転向して才能が開花した勝野投手。じつは2021年1月のサンドラに出演した際、胸に秘めた"ある"願望を漏らしていた。 勝野投手:僕…あっ、言わないほうがいいっすかね。本当はリリーフもやりたい気持ちがあるので… リリーフ転向の願いが叶った2023年。先発時代は約2年間も勝ち星から遠ざかっていたのだが、開幕戦にわずか1球で勝利投手となった。すると、その2試合後。勝野投手が招いた一打勝ち越しのピンチの場面で"ある"気付きが与えられるきっかけとなった。 勝野投手:マウンドに落合ヘッドコーチが来られて言われたのが、「ここで仕事したかったんじゃないのか。もっと生き生きして投げろ」と言われた時に、あっ!て。ちょっと縮まっていたというかピッチングが狭くなっていた。思い切っていけていたわけではないので、そこで気持ちは切り替えられた。「打たれたら嫌だな」とか先発の時はずっと考えていた。今は自信を持って投げられている分、気持ちも先発の時より今の方が出せている感じが自分の中にあるので。自信を持ってやっています。 手にした自信を胸に、腕を振り続けた勝野投手。2023年の成績は50試合登板で5勝2敗20ホールド1セーブ。防御率は2.01と抜群の安定感を示した。年俸は前年から倍増となり、契約更改後の会見で「数字は満足しているので、来年に向けてモチベーションも上がります。来年も今年以上の成績を残していい評価をしてもらえるように」とさらなる活躍を誓っていた。チームに必要不可欠のリリーバーとなった今の勝野投手には、先発時代の"迷い"は消えている―。