ドジャース指揮官 大谷翔平の代打理由説明「腰の張り。多分明日は休みを与える」13日は欠場濃厚
◇ナ・リーグ ドジャース5―0パドレス(2024年5月11日 サンディエゴ) ドジャースの大谷翔平投手(29)が11日(日本時間12日)、敵地でのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。ペトコパーク開場25年目で最多となる4万6701人の大部分を占める敵地ファンから毎打席大ブーイングを受ける中、3打数無安打、1四球で2戦ぶりに無安打に終わった。5―0の9回の打席は今季2度目の代打を送られて途中交代し、チームはそのまま逃げ切り、前夜サヨナラ負けの嫌な流れを断ち切った。 【写真】試合前、パドレス・ダルビッシュと談笑する大谷 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷に9回に代打を送った理由について「腰が張っているという話だった。だから9回は無理をさせなかった。明日どうなっているかだ。多分、明日は休みを与える。その方に傾いている。変更する可能性はあるが、多分休みを与える」と説明した。ダルビッシュが先発予定の12日(同13日)の試合は欠場させることが濃厚となった。 指揮官はさらに「張りがあって5点差だから無理をさせることはないと代えた。何かが起きたのは6回か7回かな。(懸念は)最小限のものだ。トレーナーと話した感じではね。現時点では最小限。用心で下げた」と説明した。球団広報によると、腰の張りを訴えているという。 この日の試合前は12日(同13日)のカード3戦目に先発予定のダルビッシュとパドレスのベンチ前で約15分間談笑した。両者の対決は過去2試合は5打数1安打、2三振。今季3度目の直接対決に注目が集まっていた。 大谷は昨年8月に右肘靭帯損傷が判明し、残り試合での登板を回避することが決定。9月4日の試合前練習で右脇腹を痛め、打者としてもその後の試合を欠場した。同16日に「右脇腹の張り」で15日間の負傷者リスト入りし、シーズンを終えただけに、長期離脱だけは避けたいところだ。