F1第13戦が7月19日開幕、トリッキーなコースでフェルスタッペンはピンチ?【ハンガリーGPプレビュー】
4強のパフォーマンスは接近!? 優勝争いは混沌とした状況に
2024年7月19日(現地時間)、F1第13戦ハンガリーGPが首都ブタペスト近郊のハンガロリンクで開幕する。全24戦で行われる今シーズンも半分を消化し、ここまでレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリードしてきたが、直近2戦でまさかの2連敗。シーズンの流れは大きく変わろうとしているように見える。サマーブレイク前の最後の2連戦(ハンガリー→ベルギー)は、どんなレースとなるのだろうか。 【写真はこちら】昨年2023年のハンガリーGP。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はポールポジションこそ逃したものの、決勝ではスタート直後に首位に立つとそのままライバルを引き離して優勝した。(全7枚)
このところ、レッドブルの圧倒的なアドバンテージは失われ、予選でポールポジションを奪われることが多くなり、決勝でもマクラーレン、メルセデスのパフォーマンスが目立つようになってきた。 レッドブルはマックス・フェルスタッペンの超絶的なドライビングでなんとか対抗しているが、ここ2戦はメルセデスの優勝を許してしまう結果となっている。 もはや注意すべきライバルはマクラーレンだけでなく、連勝中のメルセデス、ここを得意とするフェラーリも含めて、上位勢の争いは接近戦となりそうだ。 心配なのはこのところ調子が上がってこないセルジオ・ペレス。ライバルが2台で連携してフェルスタッペン攻略を仕掛けてくる中、ペレスがどこまでチームメイトをサポートできるか。これまで以上に、ペレスの復活が重要な局面となってきた。
【参考】2024年F1第12戦イギリスGP決勝 結果
1位 44 L.ハミルトン(メルセデス) 52周 2位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)+1.465s 3位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス) +7.547s 4位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+12.429s 5位 55 C.サインツ(フェラーリ)+47.318s 6位 27 N.ヒュルケンベルグ(ハース・フェラーリ)+55.722s 7位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+56.569s 8位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)+63.577s 9位 23 A.アルボン(ウイリアムズ・メルセデス)+68.387s 10位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT)+79.303s ────────────── 13位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT)+1周 17位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+2周 ファステストラップ 55 C.サインツ(フェラーリ)