【バスケ】2P成功率「100%」琉球ゴールデンキングスが誇る“3&D”松脇圭志の明らかな変化…得点力底上げのキーマンに
リバウンドへの意識、脇のメンター… 増える役割
松脇の意識の変化は2P以外にもある。三遠との第1戦でキャリアハイに並ぶ7本を奪取したリバウンドである。ディフェンスリバウンドだけでなく、オフェンスリバウンドに飛び込んでシュートを押し込む場面も2試合とも見られた。 「チームとしてもリバウンドが大事ということは言われていました。今シーズンはリバウンドに絡んでいこうという意識も持っています。(7本という数字は)スタッツを見てびっくりしました。ヴィックに(リバウンドへの意識を)言われていたので、自慢しました(笑)。これをコンスタントにしていきたいです」 共に先発メンバーとしてコートに立っているルーキーシーズンの脇真大に対し、メンターとしての役割も自覚しているよう。「脇はまだ分からない部分とかがあって、ミスが多くなる部分もあると思います。一緒にスタートで出ているので、『こうした方がいいよ』ということは言うようにしています」と言う。 27歳となり、中堅の域に入った松脇。転換期を迎える琉球で中心プレーヤーの一人を担い、さらなる飛躍のシーズンにしたい。
長嶺 真輝