南海・泉北 中百舌鳥駅が「改札口移設」工事 大阪メトロとの乗り換え距離を短縮へ
南海電鉄と泉北高速鉄道は15日、今月27日から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施すると発表した。この工事では、改札口移設工事なども行われ、Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線なかもず駅との乗り換え距離を短縮し、利便性を図るとしている。 【拡大写真】なかもず駅を出発する大阪メトロの車両
下りホーム階段新設による利用客の混雑緩和工事も
発表によると、改札口移設は、現在の南改札口を東側へ移設し、大阪メトロ御堂筋線なかもず駅との乗り換え距離、時間短縮を図るという。 また、下りホーム階段新設による利用客の混雑緩和などを行うとしている。
工事期間は今月27日か2022年12月ごろまで
工事期間は、今月27日か2022年12月ごろまでを予定。2022年12月ごろの東側に移設する改札口の供用開始をもって、現在の南階札口を撤去するという。 また、この移設工事に伴い、下りホームからミナミ改札口に向かうエレベーターが2か月程度使用できなくなるとしている。
駅施設などのレイアウトを変更で店舗区画の再編も検討
このほか、改札内トイレのリニューアル工事や駅施設などのレイアウトを変更し、美装化やレイアウト変更によって生まれるスペースを活用した店舗区画の再編を検討するという。 工事期間などの詳細については、駅の案内や南海電鉄ホームページなどで周知するとしている。
中百舌鳥駅は1912年10月開業、1970年11月に橋上駅舎化
中百舌鳥駅は、1912年10月に開業。1970年11月に橋上駅舎化された。2020年度1日平均乗降人員は南海で1万9483人。泉北高速鉄道で3万119人となっている。