ドルトムント撃破に貢献の佐野海舟、現地メディアは軒並み高評価「執念深い働きぶり」「センセーショナルなロングボール」
マインツMF佐野海舟はチームで不動の地位を確立しつつあるようだ。現地メディアでボルシア・ドルトムント戦でのパフォーマンスが高く評価されている。 マインツは9日のブンデスリーガ第10節でドルトムントをホームに迎え、3-1で撃破。27分のエムレ・ジャンの一発退場の影響で数的優位を得たマインツだが、36分に佐野からパスを受けたフィリップ・ムウェネがクロスを送り、最後はイ・ジェソンが押し込んで先制。直後にドルトムントに追いつかれたマインツは前半終了間際にヨナタン・ブルカルトのゴールで再びリードを奪うと、54分に佐野の正確なロングフィードが起点となり、パウル・ネーベルによるチーム3点目が生まれた。 そして、地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は今季ホームマッチ初白星に貢献したそんな佐野を高く評価。「1.5」のDFシュテファン・ベルに次ぐ、1アシスト記録のダニー・ダ・コスタと並ぶチーム2位タイの「2」を与えられ、このように寸評されている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低) 「日本人選手の調子は上向き続けている。エンジンルームで執念深い働きぶりを見せた。狂ったようにタックル、スプリントし、ボールを突っついた。左足でのセンセーショナルなロングボールで3-1の起点もつくっている。これからはボールを持ったとき、もう少し自信を持ってプレーするだけだ」 なお、『キッカー』での評価は「2.5」とここでもチーム2位タイの評価。ムウェネやブルカルト、ネーベルらと同じ評価となっている。