まさかの“交代劇”…シーズン途中で休養となった監督5人
森脇浩司
出身:兵庫県 投打:右投右打 身長/体重:177cm/71kg 生年月日:1960年8月6日 ドラフト:1978年ドラフト2位 2014年にオリックスを2位に導いた森脇浩司。翌年は優勝が至上命題とされたなか、まさかの休養という結末に終わった。 社高校時代はショートを守り、中でも強肩は目を見張るものがあった。近鉄に入団すると、新人ながら57試合に出場して打率.316を記録。ただ、翌年以降は出場機会を減らし、広島や南海(現:ソフトバンク)など複数球団を転々とした。 1996年をもって現役生活にピリオドを打ち、コーチを中心に指導者としてのキャリアを積む。 2012年に監督代行という形でオリックスを指揮すると、2013年から正式に監督として就任。就任2年目の2014年、最後の最後で惜しくも優勝を逃したがチームを2008年以来のAクラス(2位)に導いた。 シーズンオフに大型補強を敢行し、2015年の優勝候補と目されたオリックス。だが、けが人に加えて不調に苦しむ選手が続出し、開幕から大きく出遅れてしまった。 5月を終えて自力優勝の可能性が消滅したこともあり、自ら休養を申し出た森脇。悔しさを噛み殺した会見での表情は、無念さを象徴するものだった。
ベースボールチャンネル編集部