【阪神JF馬体診断】テリオスララ
「阪神JF・G1」(8日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】阪神JFを制するのは?出走馬の馬体をチェック 【テリオスララ B】 500キロ近い体重の数字だが、体高があって重々しさはなくバランスは均等に映る。肌の質感は抜群。見た目の雰囲気から無駄に太くなってしまうタイプでもなさそう。これだけ仕上がりの進みが良いのも頷ける。澄んだ目付きで表情に力みも見られない。異父兄にデビュー5連勝でみやこSを制したセラフィックコール。当馬の父シスキンは今年の新種牡馬で現役時代は愛2000ギニーを無敗の5連勝で制覇。完成度の高さだけでなく、スピード豊かな部分も強調材料となる血統背景。初のマイル戦でも対応できる下地は十分にある。(馬サブロー美浦・石堂道生) 〈1週前追い切り診断〉M・デムーロを背に5F69秒7-39秒2-12秒0(馬なり)。鞍上が感触を確かめるようにじっくりと乗られたが、最後までリズムを保ち柔らかな伸び脚。数字以上の切れがあり。前走からの状態アップがうかがえる。