立憲代表選告示 4人の候補が自らの強みを訴え
日テレNEWS NNN
立憲民主党の代表選挙が告示され、4人の候補による17日間の選挙戦がスタートしました。 今回の代表選では、次の衆議院選挙に向け、「総理大臣を狙いに行く中、誰が最もふさわしいか」が最大の争点と言えます。 現職の泉代表は、経験や指導力不足を理由に推薦人の確保に難航。吉田晴美議員も、まだ当選1回で経験不足は否めません。 そのため、党の創業者で前代表である枝野氏と、民主党政権で総理大臣経験もある野田氏が、ともに安定感と経験の面から争う展開になるとみられています。 7日は、各候補がそれぞれ自らの強みを訴えました。 立憲民主党 野田元首相 「次は内閣総理大臣になるかもしれない。厳しい決断含めて、厳しい判断を積み重ねてきた経験があります。その重圧と孤独を耐えてきました」 立憲民主党 枝野前代表 「危機に強いと自負しています。ひとつは東日本大震災のときの官房長官、そして希望の党騒動、どちらも大変な危機に対して対応することができた」 立憲民主党 泉代表 「最も厳しい党勢の中からの3年間を担わせていただいて、政権交代前夜と言っていただけるまで、この党を持ってこさせていただいて。私はそういう党をつくることができた」 立憲民主党 吉田衆院議員 「リーダーに必要なことは、全ての政策に精通することではない。私は等身大で背伸びをしませんが、決断力、そして人を見る目はあるのではないか」 候補者乱立で注目を集める自民党総裁選と同じ時期に行われる中、いかに埋没せずに党のアピールにつなげられるかが問われています。