使っていない土地、売るより活用する方が儲かる? 駐車場やレンタルポート、コインランドリー、自販機はアリか、ファイナンシャルプランナーが解説
管理負荷が低くおすすめなのは家庭菜園や駐車場
遠方の土地や土地自体が狭い場合は家庭菜園、一定の広さがある場合は駐車場が比較的管理負荷が低いといえるでしょう。また、近隣の状況で資材置き場として需要がある場合もあります。 特に、駐車場は初期費用が比較的少なく済む点もメリットです。特別な機器を置かずに、個人や企業と契約する月極駐車場は管理も楽です。ただし、初期費用がかかっても収益性をあげたい場合、都心部ならば回転率と料金単価が高いコインパーキングのほうが収益を期待できるでしょう。 ◆不動産屋に相談するのが基本的には安心 しっかりと管理・運営に関われるのであればさまざまな活用方法がありますが、管理・運営にはリスクもあります。基本的にはまず、貸したい土地があるということを不動産業者に相談してみるといいでしょう。手数料などは発生しますが、借主や利用者との仲介をしてもらうことで、管理の手間が減ったり、トラブル回避もしやすくなったりします。 ◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん 節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。 構成/新藤まつり