"愛の結晶カレー"誕生秘話 マレーシアの味をベースにした名物カレーが看板メニューになった理由
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・東池袋の洋食店『ワインと手創り料理BAROSSA(バロッサ)』です。 【画像】夜メニュー、本日のハンバーグは、分厚い!
夫妻で作り上げた名物が今も店の人気を支える
創業24年の店を支える名物カレーはマレーシアの味がベース。その誕生秘話を要約すると、こうだ。 洋食店で修業した店主が独立する時のこと。妻の美里さんがマレーシア出身だったこともあり、夫妻共々好きな現地のカレーをメニューに加えたいと考えた。地元からスパイスを取り寄せ、日本人の舌に合うよう試行錯誤。 カレーセット1300円(昼はサラダ・ライス&ドリンク付、夜はサラダ・ライス付1430円) ランチで出したら口コミで評判になったそうだ。夫の確かな腕と妻の協力、いわば夫妻合作、愛の結晶カレーとでも表現しようか。 サラッとしたスープタイプだが深い旨みとコクには驚かされる。聞けば現地で一般的なココナッツミルクではなく生クリームでまろやかに仕上げているとか。今や店の軸となる料理、ブレない姿勢で味を守る。
東池袋『ワインと手創り料理BAROSSA(バロッサ)』
[住所]東京都豊島区東池袋2-39-15大場ビル1階 [電話]03-5979-1505 [営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時半~21時半(20時半LO)※月の夜は~21時(20時LO) [休日]日・祝 [交通]地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩8分 おとなの週末2025年1月号は『本当においしい「東京駅」』特集 撮影/谷内啓樹、取材/肥田木奈々 ※2024年9月号発売時点の情報です。 …つづく「焼きカレーの三ツ星店・東京9選食欲をそそる焼き色がたまらない」では、覆面調査隊が寒い日にこそ食べたい焼きカレーの三ツ星店を実食レポートしています。