島根県が「竹島の日」記念式典 19回目、領土問題の解決訴え
島根県は22日、韓国が実効支配する竹島(同県隠岐の島町)の領有権問題解決に向けて条例で定めた「竹島の日」に合わせ、松江市で記念式典を開いた。2005年の条例制定の翌年から毎年開いており、今年で19回目。 丸山達也知事や平沼正二郎内閣府政務官らが出席。県は毎年、首相や閣僚の式典参加などを求めているが、政府は今年も政務官を派遣した。政務官の出席は12年連続。日韓関係に過度な影響を及ぼさないよう配慮したとみられる。 政府は1905年1月に竹島を島根県に編入することを閣議決定し、県は同年2月22日に編入を告示。100年となった2005年、条例で2月22日を「竹島の日」と定めた。