7番手タイム→痛恨クラッシュ! 角田裕樹が今季F1で“最も悔しかった”瞬間「0.01秒遅らせるだけで変わってくる」
日本人唯一の現役F1ドライバー、角田裕毅が25日に放送された「2024 Wednesday F1 Time」の独占インタビューで今季を振り返り、最も悔しかったシーンに言及した。 【映像】角田が激白!今季F1で「最も嬉しかった」瞬間 前戦のアメリカGPから角田のマシンには新しいフロア形状が採用され、メキシコGPでは、フリー走行から上位に入るなど着実に調子は上がっていた。ファンの期待が集まるなか始まったメキシコGPの予選では、角田は、Q1を7番手で突破したものの、Q2では手痛いクラッシュを喫してしまった。 当時を振り返り、番組MCのサッシャが「あのスタジアムに入っていく右コーナー、“ミリ”でしたよね」「あれもうちょっとミリ右だったら全然大丈夫だったでしょ」と投げかけた。 それに対し角田は、「すべてミリの(差が結果を左右する)状態ですね。サッシャさんがおっしゃる通り、もしかしたら右だったら良かったかもしれないし、ブレーキ1発目にかけた時の踏力が本当に気持ち弱かったり、ターンインのタイミングを少し…0.01秒遅らせるだけで変わってくると思うので」と言及。「そこまでに持っていかなくちゃいけないようになってしまった“タイム作り”が良くなかった」としつつ、「でもあそこは悔しかったですね」と悔しさを滲ませた。 予選で速いタイムを出すことと、クラッシュの間にはほんのわずかな差しかない。角田が最も悔しかった瞬間にあげたのは、そんなF1での勝負の難しさを象徴するシーンだった。 (ABEMA de DAZN/WEDNESDAY F1 TIME)
ABEMA TIMES編集部