【欧州CL】RマドリードFWエムバペ、先制点決めたアタランタ戦で負傷交代「ハムに違和感」
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):アタランタ2-3Rマドリード>◇10日(日本時間11日)◇1次リーグ第6節◇アタランタ レアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(25)がアタランタ戦で負傷したことをスペイン紙マルカが11日に報じた。 エムバペは10日にアウェーで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第6節アタランタ戦に先発出場した。開始10分にブラヒム・ディアスのパスを巧みなトラップで受けて、デ・ローンを突破。そのままペナルティーエリアに侵入してゴール左下隅に鮮やかなシュートを突き刺し、チームに待望の先制点をもたらせた。 しかしその後、左足に違和感を覚え、前半36分にロドリゴとの交代を余儀なくされていた。現時点で具体的な症状は不明だが、マルカ紙によると、エムバペは左足大腿(だいたい)後部を気にしていたとのことだ。 アンチェロッティ監督は試合後のインタビューでエムバペの状態について、「筋肉過負荷でハムストリングに違和感がある。まったく深刻なものではなさそうだが、明日確認する予定だ。スプリントできず、少し違和感があったので交代させた。彼が100%の状態であれば、我々はもっと良くなっていたはずだ。彼の機動力は非常に重要だった。素晴らしいゴールを決めたてくれたし、他にもチャンスがあった」と説明した。 エムバペにとって今回のけがは、Rマドリード加入後2度目のこととなった。1度目は9月24日のアラベス戦。この試合で左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷し、次のアトレチコ・マドリードとのダービーマッチを欠場していた。 チームは14日にラヨ・バリェカノと対戦した後、カタールに移動して18日に今季2度目のタイトルマッチとなるインターコンチネンタルカップ決勝に臨むことになるが、ここまで12得点2アシストを記録しているエムバペが間に合わない場合、アンチェロッティ監督は頭を悩ませることになるだろう。(高橋智行通信員)