一番人気の「GT2」より好結果が出た意外なモデルとは? タイトリスト「GTシリーズ」3モデルを試打検証
操作性が高い「GT3」と直進性が高い「GT2」
インフルエンサーとして若い世代のゴルファーから絶大な人気を誇るルイゴルフ(大塚塁)さんは、インスタグラムのフォロワーが6万人を超えており、スコアを50日で100切りした方法は大きな話題になりました。 【動画】タイトリストの人気ドライバー「GTシリーズ」はどんな人が試打するべきか? 動画でわかりやすく解説 そんなルイゴルフさんが、ギアに精通したゴルフライターとしてさまざまなメディアで活躍する、ツルさんこと鶴原弘高さんと一緒に自分に合ったモデルを見つける連載企画。今回は多くの人から支持を集めているタイトリスト「GTシリーズ」のドライバー3モデルを試打してもらいました。
今回取り上げる「GTシリーズ」は、なぜこれだけの人気を得ているのでしょうか。 【鶴原さん】※以下【ツ】 今までのタイトリストのドライバーは打感、形状、操作性のバランスが良かったので、特にアスリートゴルファーからの評価が高かったのです。そこに「GTシリーズ」ではボールスピードと寛容性がプラスされ、今まで以上に幅広い層から支持されるようになりました。 まずはPGAツアーでも多くの選手が使用しているという「GT3」から打ってみました。 【ルイゴルフさん】※以下【ル】 たしかにボールスピードが出ますし、飛距離も十分。打感も「タイトリスト」らしさがあって好きです。でもちょっと右方向に飛ぶ打球が多かったですね。自分の持ち球のドローが出にくかったです。 【ツ】「GT3」はつかまりすぎない設計になっていますので、ちょっとルイゴルフさんには合わなそうですね。タイトリストのドライバーは基本的にフルチタンでしたが、「GTシリーズ」はクラウン部分に超軽量の新素材ポリマーを採用した「コンポジット構造」になっています。でも、フルチタンと変わらない打感に仕上げているので、プロでもほとんど気がつかないそうです。 次は「GT2」。寛容性が高いヘッドで、市場では最も売れているモデルです。試打してみると「GT3」よりも飛距離が伸びていました。 【ツ】飛距離もボールスピードも理想的でした。ミート率も非常に良い数値が出ていますね。 【ル】芯を外したと思ったボールでも、曲がり幅が許容範囲内に収まってくれました。形状は「GT3」より少しシャロー(重心深度が深い)ですけど安心感があって構えやすかったです。 【ツ】操作性でいえば「GT3」の方が良いですが、「GT2」は直進性が高いです。曲がり幅が大きくて悩んでいる人にはオススメできます。