「リモコン置き場の最適解」は?紛失せずにすむ収納アイディアを、収納の達人7人に聞きました
3:【キッチンカウンター&壁】も有効活用!
【キッチンカウンター】まわりや【壁】を有効利用した収納は、特に「エアコン用」や「照明用」のリモコンの定位置となっているケースが多いようです。基本的な考え方は、「まず家族の行動を振り返ってみて、その導線上に定位置を定める」というもの。 ⚫︎のぞみさん「エアコン、扇風機、リビング照明のリモコンは、キッチンカウンター上にそのまま並べています。 以前はカウンター上にカゴを置き、リモコンをまとめて収納していました。しかし、カゴからの出し入れが手間に感じ、カゴをなくして直置きに変えたところ、その方がリモコンを戻しやすいと気がつきました。 収納といえば、便利なケースや収納グッズに収めることが大切だと考えがちです。でも実は、届きやすいところに定位置を決めるだけでも十分。 普段の行動の“ちょっと面倒に感じるステップ”を見直すことで、収納を改善するきっかけを見つけられることもありますよ」 ⚫︎ゆきさん「リモコン関係は、テレビもエアコンも照明も、まとめてトレーに並べて収納しています。トレーの置き場所はキッチンカウンターと、その下にある棚の隙間。 リビングに入ってすぐの場所、また帰宅後など荷物を一時置きしたりする場所でもあるので、夏場に帰宅して一刻も早くエアコンをつけたいときなどもスムーズです」 「トレーは『無印良品』のもの。リモコン専用というわけではありませんが、トレーにまとめることでスッキリした感じに見え、定位置も分かりやすくなりました。 少し場所は取っているかもしれませんが、見やすく手に取りやすく気に入っています」 【使っている商品】 「無印良品 木製 角型トレー(約幅27×奥行19×高さ2㎝)」1,490円(税込) 家具の素材としても知られる、オーク材を使ったトレー。その他、約幅35×奥行26cmや、約幅40.5×奥行30.5cmのサイズもラインナップ。 ⚫︎響子さん「和室と寝室のエアコンのリモコンは、『ダイソー』の『インテリアウッドウォールバー』2本と『ワイヤーバスケット』1つを使って、机の下に引き出しを作って収納しています。 子ども部屋のエアコンのリモコンは、すぐに手に取って戻せるように、『無印良品』で購入した壁に付けられる家具の上を収納場所にしています」 「リモコンはとにかく、一番よく使う場所の近く、手に取りやすく戻しやすい場所に置き場をつくるのが大事。どこにあるのか探さずにすむように、置きっぱなしになることがないようにしています」 いかがだったでしょうか。人それぞれ、方法は違うものの、考え方の軸は共通している……と感じた方も多いのでは? ぜひ、「いいな」と思ったやり方を真似してみてくださいね。