「僕は神様に好かれている」楽天・辰己涼介“金ピカ男”は炎上中でも「次回WBCで代表選出は確実」井端監督の信頼に豪語する「技術はあるんで、僕」
チームが一つになった辰己の言葉
この言葉に会場が盛り上がったところで、最後がいかにもこの男だ。 「で、僕はユーチューブやっていて、今日も動画の方をあげたんで、よかったら観てください」 爆笑が巻き起こり、そしてチームは一気に結束した。 「むっちゃ面白かったですし、なるほどなと思いました」 こう語るのは4番を任され、9打点で大会ベストナインにも選ばれた阪神の森下翔太外野手だ。 「ユーチューブ観てください、ってところでみんな大受けしていました。あの挨拶で何か一気にみんなが一つになりました」 打率3割8分7厘で同じくベストナインに選ばれた広島の小園海斗内野手も頷いた。
辰己が伝えたかったこと
だから決勝戦の声出しは辰己だったし、辰己でなければならなかった。そして辰己があそこでチームメイトに伝えたかったことは「自分たちは勝つという強い気持ちを持ち続けて、どんなピンチにも動ずることなく戦おう」ということだけだ。 ただしそれはエンタメでなければならない。 驕りでも、油断でもない。全ては独特な自己表現……そのためなら未来人にもなるし、全身ゴールド男にもなる。 それが辰己涼介なのである。
(「プロ野球亭日乗」鷲田康 = 文)
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