トヨタ決算発表 豊田社長が事業方針説明(全文4)フルモデルチェンジに取り組んだ1年
トヨタ自動車は8日午後、2019年3月期決算の説明会を開いた。決算概要の説明後、豊田章男社長が今後の事業方針を説明した。 【動画】トヨタ、2019年3月期の決算発表 豊田社長が事業方針説明 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「トヨタ、2019年3月期の決算発表 豊田社長が事業方針説明」に対応しております。 ◇ ◇
未来はトヨタだけではつくれない
私たちが求める未来はトヨタだけではつくることができません。だからこそ、志を同じくする仲間を広く求めていくのです。グループ会社はもちろん、ほかの自動車メーカーとの連携、コネクティッドシティを支える、あらゆるもの・サービスを提供する仲間との連携を強化していきたいと思っております。こうした取り組みを進める中で、私たちが目指すモビリティーカンパニーとしてのビジネスモデル、モビリティー・サービス・プラットフォーマーへの道が開けてくると考えております。 これまでいろいろ申し上げてまいりましたが、大変革の時代は何が正解か分からない時代であります。とにかく、良いと思ったことはやってみる、間違っていると分かれば引き返し別の道を探す、やってみながら考える、ということが重要だと思っております。 成功体験を持った大企業をフルモデルチェンジするということは本当に時間が掛かることだと思っておりますが、過去の成功モデルに頼っていては未来はありません。めまぐるしく変わる環境に対応しながらも、中長期的な視野に立ち、ぶれない軸を持ち、変革への取り組みを進めてまいります。 私たちの未来にご期待いただくとともに、引き続き皆さま方のご支援、よろしくお願い申し上げます。長時間ご清聴ありがとうございました。 司会:それでは皆さまからご質問をちょうだいしたいと存じます。ご質問のある方にはマイクをお持ちいたしますので、お手を上げてお知らせください。なお、なるべく多くの方からご質問を頂戴したいと存じますので、恐れ入りますが、お1人さま2問までとさせていただきます。それではよろしくお願いいたします。では、前から2番目の方お願いいたします。