美顔器カテゴリのマーケットシェアNo.1のYA-MAN、年齢に悩みに立ち向かう自社研究所の知見を探る
ー美顔器を使わず見た目年齢に関わる筋肉を鍛えて、悩みをケアすることは可能なのでしょうか。 エイジングのお悩みで多い目もとのもたつきの原因は、複合的です。一般的には年齢とともに眼球の位置が下がり、眼輪筋が衰えていると下がってきた眼球を支えきれなくなり、脂肪が前に出て袋のようになって現れると言われています。YA-MANでは、眼輪筋を動かして正しく鍛えることで予防につながると考えています。 フェイスラインについては、頭皮、デコルテとも1枚の皮膚でつながっているので、大小頬骨筋のほかにも側頭筋や胸鎖乳突筋もケアする必要があります。これらの筋肉を鍛えたりほぐしたり、総合的にケアすることで悩みにアプローチすることができます。 ーボディメイクの筋トレと同様に、表情筋も間違った鍛え方をして悪影響が出る場合もありそうですね。 自己流の表情筋トレーニングは、目の周りの眼輪筋を鍛えようとして額にしわが寄るなど、意図していないところに力が入ってしまうことがあります。自己流のケアにより、かえって見た目年齢に悪影響が出る恐れもあるので要注意です。 また、鍛えたほうが良い筋肉もあれば、緩めるケアが必要な筋肉もあります。歯の食いしばりなどで酷使しがちな咬筋は、普段ゆるめることが難しい筋肉。YA-MANのEMS機器『メディリフト プラス』では大小頬骨筋に対しては「トレーニングするEMS」を出力しますが、この咬筋に対しては鍛えるのではなく、筋肉をゆるめる「リリースEMS」を出力して、ストレッチすることができます。 このように効率的に筋肉のトレーニングとストレッチができるのは、美容機器らではだと言えるのではないでしょうか。
スキンケア成分の浸透をサポートする美容技術
ー美容機器にはスキンケア成分の浸透サポート効果も期待されますが、YA-MANの美容機器技術にはどのような特長がありますか? 美容機器は主に電気などの力を活用して肌の角質層へ成分の浸透を助ける役割を担います。YA-MANでは電気・熱・光・超音波の4つのエネルギーを複雑に組み合わせて、スキンケア成分を肌のすみずみまで届ける美容技術の研究を重ねてきました。このエネルギーの組み合わせの妙がYA-MANの技術力です。 2023年に設立45年の集大成として発表した『HAKEI(ハケイ)』は、スキンケア化粧品に含まれる成分の特性を把握し、浸透に適した波形を生成して出力する美顔器です。 スキンケア成分は、ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、知名度の高いものだけでも多種多様です。成分によって分子の大きさや帯電性などの特性も異なりますが、『HAKEI』はそれぞれの成分の特性に応じて適した波形を生成し、出力することができるのです。 『HAKEI』は手でスキンケア成分を塗布したときの浸透力と比較して、たとえばビタミンC誘導体では4.3倍、トラネキサム酸では2.56倍などの結果が出ています。 また、トラネキサム酸などの美白成分の浸透に特化した独自波形DWHPを搭載した『フォトプラス プレステージ SP』などの美容機器も展開しています。研究や技術を生かして、目的やライフスタイルに合わせて選べるアイテムを世に送り出しています。 電気・電子工学と皮膚科学、両方の知見をかけあわせて研究開発しているYA-MAN。美顔器の信頼性や実感は、長年の自社研究と外部大学との研究による知見によるものだとわかった。今後もYA-MANの新たな研究開発から目が離せない。 [1]株式会社富士経済『美容家電&健康家電マーケティングトレンドデータ2020』2018-2019年実績、『美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ2023-2024』2020-2022年実績、美顔器カテゴリにおいて日本国内の美容家電全体におけるメーカーシェアとして