美顔器カテゴリのマーケットシェアNo.1のYA-MAN、年齢に悩みに立ち向かう自社研究所の知見を探る
大学との共同研究で学術論文発表も
ー自社研究のみに留まらず、外部の大学との共同研究も行っているそうですね。 表情筋研究所はもともと社内にあった研究開発部門をラボの形で再編成した研究開発拠点ですが、大学との共同研究も活発に行っています。 2023年からは、国立大学法人東京大学大学院医学系研究科皮膚科学との「リバースエイジング」に関する共同研究を始め、その活動の範囲を拡大しています。 当社では長年美容技術を構成する電気エネルギーを研究してきました。共同研究は電気エネルギーが皮膚におけるリバースエイジングを誘導するメカニズムのさらなる解明と、その有効性・安全体を検証していくものです。 美容技術の研究は複数の分野にまたがり協働して進める学際的なものですが、大学の研究室は専門性をもって研究に取り組んでいるところに強みがあります。 大学の研究室との連携により、学際的な美容技術の研究が深められることは大きな魅力である一方、双方の理解が難しい部分があるのも事実。そういった協働における難しさを乗り越えながら、学術論文の発表も積極的に取り組んでいます。
見た目年齢に差が出やすい部位とケア方法
ー研究の成果が搭載されるYA-MANの美容機器。年齢サインにアプローチできる心強いアイテムが揃っていますが、とくに見た目年齢に差が出やすい部位は? 目もとや顔の下半分が年齢を感じやすいポイントです。これらの年齢悩みには、目もとの眼輪筋(目の周りを囲むように伸びている筋肉)や大小頬骨筋(両頬にある口角を上外側に引き上げる筋肉)などが関係していると考えられます。 身体と同様に表情も顔周りの複数の筋肉が関わって動くので、表情筋の1ヶ所のみをケアするだけでは改善につながりません。さらに頭皮と顔の皮膚はつながっているため、頭の筋肉を物理的にほぐして柔らかくし、肩や鎖骨周りの流れをよくすることも表情筋ケアの重要なポイントです。 顔の下半分は人の印象を決定づける部分と言われますが、たとえばリフトケアでは側頭筋(頭の横側の筋肉)や胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨に伸びる筋肉)のケアも重要です。これらの筋肉が硬くなっていると、顔がもたついた印象にみえる原因にもなります。 ちなみにほうれい線は、皮膚のたるみ、筋力の低下、骨格によって現れ方が異なるものです。表情筋研究所では、仰向けに寝ると目立たなくなる場合は皮膚のたるみが関係していると分析しています。 YA-MAN 表情筋研究所のWEBページでは、ほうれい線を3つの種類に分類し、おもな要因とその改善方法をまとめています。