【ラン活】パイナップルの葉でできたセンスのいいランドセル「パイナセル」に熱視線!おしゃれなグレーがいちばん人気
パイナップルの葉でできたランドセル「パイナセル」ってどんなもの?
年中・年長のお子さんを持つご家庭では、“ラン活”(ランドセルを購入するための活動)も一つのお楽しみですよね。 【画像12枚】「パイナセル」のデザインや機能をチェック! 年中の息子のいる筆者もランドセルのリサーチをスタート。いろいろなランドセルをチェックしていたところ、これまでにないユニークなランドセルを見つけました。なんとパイナップルの葉からできた生地を使った「パイナセル」というランドセル。老舗ランドセルメーカー「セイバン」の商品です。 「パイナップルの葉がどのようにして生地になるの?」「パイナップルの香りがするの?」「植物からできた皮だと耐久性は大丈夫?」など、興味があるもののさまざまな疑問が湧いてきます。 そこで、実際に直営店 の「セイバン 横浜みなとみらい」で「パイナセル」の実物を見てきたので、生地の感触や背負った感想をレポートしたいと思います。
高級感のあるスエードタッチで優しい手触り
まず、手に取って驚いたのは、本革と見間違えるほどの滑らかな仕上がり。スエードタッチがされており、言われなければ見た目と手触りだけでは本革とほぼ区別はつきません。 違いがあるとすれば、本革より柔らかく肌に馴染み、革特有の臭いがない点です。個人的にはパイナップル素材の方が好ましいと感じるくらい!また、自然由来の素材から出る風合いの美しさもパイナップル素材ならではと感じました。 写真で見るよりもずっと高級感があるので、興味のある方はぜひ一度、実物を手に取ってみることをお勧めします。
牛革や人工皮革よりもCO2排出量が削減ができる「パイナセル」
「セイバン」は子どもたちへの製品を展開している企業として、子どもたちの未来のために環境保護への取り組みを推進しているとのこと。昨今アパレル業界を中心に植物由来の素材が注目されており、ランドセルのラインナップにも取り入れたいと探し始めたのが開発の起点だそうです。 パイナップル素材を取り入れることで、生地の製造で排出するCO2の量は、牛革の約1/40に。人工皮革と比べても約1/5(ランドセル1本につき約13kgのCO2削減)に軽減されることが期待できるとのこと。 「パイナセル」は、本来であれば廃棄されるはずだったパイナップルの葉を活用しており、それに加え、有機顔料を使用せずに色出しをしたり、ランドセルを梱包する化粧箱やタグ、名札の紙にもリサイクル素材を使用しているとのことです。