【ターコイズS】リピーターにも要注意! 混戦のハンデ重賞で注目の5頭を診断/坂上明大の重賞血統査定
アルジーヌ
母キャトルフィーユは2014年クイーンS優勝馬で、母の半姉妹にはレディアルバローザ(2011、12年中山牝馬S)やエンジェルフェイス(2016年フラワーC)などがいます。ロードカナロア×ディープインパクトの本馬は末脚強化型の中距離馬で、馬体面も前走馬体重454キロのスレンダーな体つき。マイル戦ならスローペースがベターでしょう。 適性評価:★★ 素質評価:★★★★
フィールシンパシー
フォーティナイナー持ちのベーカバド産駒らしい突進型先行馬。昨年のターコイズS2着馬でもあり、ワンペースのマイル戦がピッタリの条件です。リピーターが誕生しやすい重賞でもあり、斤量1キロ増の今年も要注目の一頭です。 適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★★
アドマイヤベル
母ベルアリュールⅡは芝のマイル以上の米仏GⅢを2勝しており、繁殖牝馬としても2017年ヴィクトリアマイル勝ち馬アドマイヤリードや2021年アルテミスS2着馬ベルクレスタなどを輩出。スワーヴリチャード産駒の本馬は手脚の長い芝中距離馬体形で、フランス血脈を豊富に持つだけにゆったりとしたペースで脚をタメる競馬が理想でしょう。 適性評価:★★ 素質評価:★★★★
坂上 明大